新NISAの活用方法が学べると話題の「バフェッサ」。しかし、リリースから日が浅いため、口コミや評判が少ないのが現状です。
そこで、
などをご紹介!
「怪しい投資講座なのでは?」「勧誘があるんじゃないの?」など不安があれば、ぜひ本記事で解消してみてくださいね。
【総評】NISAを始めたければバフェッサを受講する価値あり
バフェッサは、世界三大投資家の一人であるウォーレン・バフェットのノウハウと、新NISAを使い倒す方法が学べる投資講座です。
以前は、投資の達人になる投資講座というセミナー名でしたが、新NISAが始まったことで内容を大幅にリニューアルしています。
そもそも、新NISAになり、何が変わったのかよくわからない人もいますよね?
また、NISAのことを調べれば調べるほどわからなくなってきた…、という人も多いはず、そのような人は、バフェッサを受講してみる価値はあるでしょう。
運営元は累計受講者数3万人以上のGFS(グローバルファイナンシャルスクール)。スクールも5年以上運営しており、怪しい投資スクールではないと見ていいでしょう。
もちろん受講料は無料。動画受講であるため、時間や場所を問わず受講できるのもポイントで、電車の中でも受講もOKです。
バフェサは怪しい投資講座? 編集部が辛口レビュー
今回、バフェッサについて詳しく調査するため、&マネー編集部でも2人のスタッフが受講してみました。
1人は全く知識がない初心者で、もう一人はすでにNISAを独学で始めたスタッフ。異なる視点の両者からのレビューをしていきますよ!
1.新NISAを網羅した講座内容
新NISAのポイントは、
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- 成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能
- 年間投資枠の拡大
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円
の大きく5点です。(参考:金融庁)
去年までのNISAとの大きな違いは、3.成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能になったことです。
成長投資枠では株式、つみたて投資枠では主に投資信託に投資できます。
去年までの「つみたてNISA」は、つみたて投資枠のみでしたが、新NISAになったことで、株式に投資できるようになりました。
そのため、新NISAをフルに使い倒すには、投資信託以外に株式についても学んでおく必要があるわけです。
また、そもそもどうやってNISAを始めるの? という疑問は結構多いです。口座開設の方法、投資信託や株式の選び方や維持管理の方法、売るタイミングなど。
このような、初心者の多くが感じている新NISAの疑問を、バフェッサが解決してくれますよ。
2.全く知識がないとついていけない可能性も
バフェッサは初心者向けの内容とはいえ、全く知識がないとついていけない可能性があります。
編集部の1人は、投資経験がない全くの初心者で、動画内に出てくる「年利」や「インデックス」などの専門用語に苦戦していました。
また、いくら興味があっても、NISAをやらない方がいい場合もあります。
先ほどもお伝えした通り、NISAは、投資信託や株式に投資をしていきます。これらは銀行預金と違い、価格の変動があります。
つまり、増えることもあれば、減らしてしまうこともあるわけです。貯金が全くない人なら、NISAを始めない方がいいでしょう。
このように、今の自分がNISAをやるべきなのかは、バフェッサでは教えてもらえないため、受講してみて改めて判断する必要があります。
3.特定の商品や証券会社を推しているように聞こえる
バフェッサでは、NISAを始めるための証券口座の選び方や、何に投資すべきかを教えてくれます。その際、少し偏ったように聞こえてしまいました。
たとえば、
- 証券口座:楽天証券
- 投資対象:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
を紹介しています。
確かに、初心者の方なら、このように具体的な内容を聞けたら楽ですよね。しかし、中立性という観点からすると、少し違和感を感じてしまいました。
とはいえ、あくまで一例ですので、おすすめしているわけではありません。NISAの説明を詳しくしようと思うと、どうしても具体的な証券口座や投資商品の名前を出した方がいい場合もあります。
全てを鵜呑みにする必要はないため、一つの具体例として受け止めるようにしておきましょう。
4.リスクについて詳しく教えてくれない
時間が限られているため仕方のないことですが、NISAを始めるにあたって、具体的なリスクを説明してもらえない点も気になりました。
たとえば、講座内で具体例として挙げられているeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)についてです。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)には、
- 価格変動リスク
- 為替変動リスク
- 信用リスク
- 流動性リスク
の、主な4つのリスクがあります。(引用:三菱UFJアセットマネジメント)
特に、2.為替変動リスクは要注意です。
そもそも、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、その名の通り、アメリカの株式で運用しています。日本とアメリカは通貨が異なるため、日々の為替の変動を受けしまいます。
たとえば、アメリカの株価が上がったとしても、為替の変動でトータルでマイナスになってしまう可能性もあるわけです。
時間の制約上、リスクの説明までするのは難しいと思いますので、この点は仕方のないことと捉えておきましょう。
バフェッサを受講した人の口コミを紹介
それでは、実際にバフェッサを受講した人の声を紹介していきます。
しかし、バフェッサはリリースされたばかりの投資講座であるため、口コミが少ないのが現状です。そこで、編集部がクラウドソーシングサービスで参加された人にアンケートを実施してみました。
◆アンケート実施概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:バフェッサを受講した12人にヒアリング
- 調査期間:2024年2月22日〜2月28日
1.想像以上に内容が濃かった
今回アンケートにご協力頂いた方の多くが、「想像以上に濃い内容だった」と言っていました。
NISAに関するセミナーは、様々なところで開催されていますが、多くは制度の概要などに留まります。
しかし、バフェッサの場合は、制度の概要はざっくりにとどめ、多くの人が知りたいであろう始め方の部分を詳しく説明してくれます。
特に、NISAを始めたい人がつまずくであろう、
- NISAの罠
- 証券口座の選び方や開設方法
- 投資商品の選び方や買い方
などを伝え、他のNISAセミナーとは差別化をしていることが、多くの参加者の満足度につながっているのでしょう。
2.無料で学べるだけでなく特典までもらえる
バフェッサは、動画を最後まで見た方にAmazonギフト券(抽選)、証券口座比較ガイドやクレジットカード比較ガイドなどの特典をプレゼントしてくれます。
この特典に対し、満足する声が多く見られましたが、一方で以下のような意見もありました。
「今なら◯万円相当の特典をプレゼント!」「今だけ限定! △△のギフト券を抽選で□名様にプレゼント!」など、あまりに豪華すぎるプレゼントがあるとなれば、何か裏があるのではないかと不安になる気持ちもわかります。
ただ、編集部でも潜入調査を目的に受講しましたが、しつこい勧誘はなかったです。
受講後に登録したメールアドレスに、運営元であるGFS(グローバルファイナンシャルスクール)の入学に関する内容が書かれたメールが送られてきますが、嫌なら迷惑メールに振り分けておけばOKです。
講座内容は申し分ありませんので、無料であることを考えると、一定の勧誘は仕方のないことと捉えておきましょう。
3.独学では得られない学びもあった
バフェッサの内容は、投資経験者でも満足できるようになっています。
たとえば、株価が上がりやすい条件や、インデックス投資の罠など、独学で投資を始めた人によくあるミスを挙げ、その解決策を示してくれます。
実際に編集部の1人も独学でNISAを始めましたが、よくわからないまま、書籍に書かれたものを保有していました。しかし、保有していたものが、今の自分には適さないものだと、バフェッサを受講して気付けたようです。
バフェッサは、基本的にNISAをこれから始めたい人に向けた内容が中心ですが、すでに始めている人でも満足できる内容となっています。
バフェッサが無料である理由とは?
先ほどの特典に不信感を持った人のように、そもそもなぜ充実した内容の講座であるにも関わらず、バフェッサは無料で受講できるのでしょうか?
それは、バフェッサを運営するGFS(グローバルファイナンシャルスクール)の、入学説明会のような立ち位置になっているためです。
GFSの料金は、全て込みで349,800円。これだけ高額ですので、公式サイトを見ただけでGFSに申し込む勇気はないですよね?
そこで、バフェッサという無料セミナーを公開し、入学説明会のような形をとっているわけです。
もちろん、動画を見たら入学しなければならないルールもありません。動画閲覧後にメールが来たりしますが、嫌なら迷惑メールフォルダに入れておくといいでしょう。
まとめ
本記事は、新NISAが学べる無料のマネーセミナー「バフェッサ」についてお伝えしてきました。
記事の内容をまとめると、以下のとおりになります。
- NISAの制度を学習してからの受講がおすすめ
- 全て鵜呑みにせず一つの意見として捉える
- 内容に満足した受講者が多い
受講料はもちろん無料。NISAを始めたいけど、知識がなくて困っていれば、ぜひ一度受講してみてくださいね。